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愛理のイケないつぶやき in iクラ

大好きだからしょーがない☆イケない愛の大作戦⑤

2017/01/12 20:43

こんにちは!
白川愛理です。

※昨日の夜アップしたものを
改題して前回までのリンクをアップしました

忘れた頃にアップしますが
もうなんかきっと本当忘れてますよね。ごめんなさい

と言い訳前置きしつつ
夜とか手隙の際に4話までのリンクも貼りたいけどどうしよう…

この先はbookにまとめてドカンとやってしまうかもしれません
あまりに時間がかかって本当すみません
チマチマ打ち込んでるんですね…言い訳ですね

****

【前回までのお話】

連載1回目
連載2回目
連載3回目
連載4回目


***

【連載5回目】



ーーさて。

そういう経緯であたしは今日、先生の勤めている高校にやって来ていた。

こんなことしていいのかっていう気持ちはあったけれど、普段見られない先生の姿をこの目で見たいという誘惑と、好奇心には勝てなかった。そんなの、絶対格好いいに決まっている。かといって一人でこっそりみにくるとか、そんな選択肢は小心者のあたしには中々選びづらいもので、こういうのってなんだっけ?渡りに船?よくわからないけど、そんな感じ。

それでも、やっぱりいざ来てしまうと尻込みしてしまうあたしが小心者なのか、笹塚くんが大胆すぎるのか。
あたしは不安を隠せないまま、きっちりとプレスされたプリーツスカートの裾をそわそわと摘んで引っ張った。

「本当にこれでバレない?」
「大丈夫だってー。茜は心配性だな。どっからどうみてもこの高校の生徒だから」

笹塚くんは自信たっぷりに笑う。その姿はこの高校の学ランだ。笹塚くんがどういう手を使ったのか、この高校の制服を入手して来たのだ。まあ、顔の広そうな笹塚くんなら貸してくれる友達もあるのかもしれない。でもやっぱりどうも慣れない、しかも人の制服なんて落ち着かない。うちの高校はブレザーだから、ちょっと、いや、かなり新鮮に見える。

一方あたしはセーラー服。こちらも言うまでもなくこの高校の制服だ。あたしもいつもはブレザーなので、セーラー服ってだけでなんとなくテンションは上がる。でもこれは夏服。さすがに冬用の制服は手に入れられなかったらしい。この学校は夏は白地に紺の襟、冬は紺地に紺の襟らしくて、誤魔化すために紺色のセーターを着ているけれど、布は夏用のものだしよく見たらきっとバレてしまうだろう。

「堂々と胸張ってれば大丈夫!だいたい、全生徒の顔と名前がわかってる人なんていないから」
「そういうもの?」
「問題ないって!おどおどしてる方が逆に怪しいから」

笹塚くんの辞書に失敗を恐れるという言葉は載っていないようだ。白い歯を見せて笑いながら、茜は心配性だなぁなんて人の気も知らずバンバン背中を叩いてくる。正直結構痛い。

「でも、どうやって先生を見つけるの?」

正直私は先生がこの学校に勤めているということは知っているけれど、クラス担任を持っているかどうか、どの学年の担当をしているのかは聞いたことがなかった。理科関連の教科を教えているのは言わずもがなだけど。
うちの学校のように教師が詰める教師室があるのかどうかも知らない。あればそこに行けばいいけれど、そうでなければやっぱり職員室?それは余りにハードルが高すぎる。たくさんの先生が詰めているところなんかに迂闊に顔を出すなんて、それこそ地雷を踏みに行くようなものだ。あとは理科室と理科準備室だけど…私の学校にいた時にも先生はよく放課後に理科準備室で器材を整理していた。ただ、その理科室やら理科準備室が、どこにあるのかさっぱりわからない。

「校舎中回ってみる?」
「そんなことしたら、昼に間に合わなくなるでしょ」
「それは困る……」

あたしは手の中の小さなトートの持ち手をぎゅっと握りしめた。



→6話に続く


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白川愛理

魔法のiらんどでノロノロと小説を書いています。小説とゲームのシナリオ書きなどを主な生業としています。もはやパソコンデスクの部品。たいてい思考が迷宮入りしています。こんな私ですがよろしくお願いします。
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