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愛理のイケないつぶやき in iクラ

夏の夜空に咲く花火より、ずっともっと。

2017/08/12 22:44

夏休み、といっても学校の先生というのは生徒のようにはいかないらしい。

あたしは先生と住んでいるマンションで遅めの夕飯を作っていた。
授業がある期間……一学期とか二学期とか、そういう時期よりは大分早いものの、先生の帰宅は日も暮れて星が瞬く頃になる。

前よりは少しマシになった料理の腕ーー情けないことに未だに失敗することも多いもののーーを振るいながら、愛しい人の帰宅を今か今かと待ち構えていた。

今日のメニューは、豚肉を焼肉のタレで焼いたものに、茄子の煮浸し。何と無く味が濃いものが被っている気がするけれど、そこは目をつぶってもらおう。
ちなみに茄子、旬のものを使うとそれなりの手間や腕前でもそれなりに美味しいものが作れるわよ、というのはイクちゃんの入れ知恵だ。ただでさえレパートリーの少ないあたし、季節のパワーでも猫の手でもなんでも借りられるものならば借りてしまいたい。
それもこれも、大好きな人のため。
両親の仕事の都合上、留守番が多かったのにイクちゃんに頼りきりだったのが今更悔やまれる。

それでもあたしはいつも先生が帰宅する頃合いを時計が指し示しているのを横目に鼻歌交じりにフライパンの中身を菜箸でかき混ぜる。

おかずがそろそろ揃いそうになり、炊飯器から間も無く炊き上がるご飯の匂いが漂い始めた頃、ドアチャイムが先生の帰宅を知らせてきた。

「はーい」
「茜?」

飛びつくように覗き込んだインターフォンのモニターにはスーツ姿の先生が写っている。
マンションの部屋の中にはあたししかいないのに、毎回名前を呼んで確認してくる先生がなんだかおかしくて胸のあたりがくすぐったくなる。

「おかえりなさい、隼人。もうすぐご飯できるよ」
「おっ、サンキューな。腹ペコなんだよ」

先生が白い歯を見せて笑う。学校ではしない、ごく親しい人だけが知る先生の素顔だ。

こういう表情、ここに越してきてからもう何十回も何百回も見ているというのに、インターフォンの解像度の悪い画像の中に見るせいなのか、単なるあたしが先生を好きすぎて特別なフィルターをかけて見てしまってるからなのか、鼓動がどきんと跳ねる。

あたしはオートロックを解除しながら、あちらには見えないのに自然笑顔になっていた。
だって好きなんだ。毎日、1日ずつ日を重ねるごとにその気持ちが増えていく。まるで紙を重ねていくみたいに、ほんの少しずつだけど確実に厚みを増していっている。
ほんと重症、そう思うのにそういう気持ちってコントロールできるものじゃないから、困ったもんだ。




ーーーーー


というような感じからスタートして
自宅マンションの窓から見える花火大会の花火を見ながら、濃厚な甘い夜的な話を書きたいんですが
絶対怒られるので断念します。
書いていいなら書きたいですけど…

もちろん「ビターな夜にスイートな夜を」とか「極愛ロマンス〜ヤクザと淫らな爪痕」とか「ドSな社長とワケあって婚約しました。」くらいの描写で。
文字にゆとりがあれば連載3回目と4回目あたりで胸焼けするような雰囲気の描写を取り混ぜた話を…。
書いちゃダメですか?ダメですよね。しょんぼり
それ以前に今その隙間が確保できないというか、そんな感じなので好きな雰囲気で膨らませていただければ…(;_;)
書きたいです
今なんか作り出したいんです
小説でも音楽でも…クリエイトしたい


夏になるとショートストーリーを書きたくなるのは何故でしょう
自分的な七不思議の1つです。
浴衣とか水着とか魅惑のイベントがたくさんあるから?
(でもそれなら冬もいっぱいありますよね。言うまでもなく秋も春も)

去年も確か夏祭りのSS書きました。久しぶりすぎて緊張しました…本当に。
でもやっぱり茜と隼人描くの楽しいと鮮烈に思った記憶があります…
体がもう2つ欲しい

などと宝くじが当たる以上にありえない無謀な願いは夏の暑さに溶かして、やれることをコツコツやります…
こんなにのんびりというか止まってるサイトなのに遊びにきてくださる皆様に感謝です。何かお礼をしたいのですが…
とりあえずついこの前までスケジュールが死んでたので…少しずつやります
いつもこんなこと言っててごめんなさい💦

遊びにきてくださる皆さまが、素敵な夏を過ごせますよーに!!!
夏の夜空にそう祈って。



白川愛理



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白川愛理

魔法のiらんどでノロノロと小説を書いています。モノ書きを生業としてます。新しいところを見つけてよくわからないのにとりあえず登録して、使いこなせないのが常です。こんな私ですがよろしくお願いします。
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